Trumpetについて
音を出すことについて(2003.8.10)
上手く音が出る人、出ない人
金管楽器は音を出すことが、他の楽器を比べて困難であるとされています。
特にトランペットやホルンのようにマウスピースの小さい楽器には顕著に現れます。
また、音は出るが、上手く操ることはとても難しいことです。
勿論、私もこのことは充分に体験済みです。
一般的に唇が分厚いと音が出にくい、という話があります。
しかし、身体的なことよりも、生まれ育った環境による所が非常に大きいのではないでしょうか?
一つは言語です。もう一つは日常の生活習慣によるものです。
以下の項目がどれだけ当てはまるか考えてみて下さい。
-
巨峰、西瓜など、タネのあるものを、タネも一緒に食べて、あとからタネだけを吐き出す事が出来る。
- 机の上にある消しゴムのカスを一気に吹き飛ばせる
- 口笛がふける
- ソーメン、うどんなどの麺類を音をたてて「ずずずぅ〜っ」とすすって一気に食べられる。
- ラーメンなど熱いもので、レンゲを使わずに、直接 鉢に口をつけてスープが飲める。
- 舌鼓が打てる
- まき舌(RRRRRR)が出来る
- 人前で歌が歌える
- 歌詞を忘れても適当に歌える
- ファルセット(裏声)で歌える
- ヨーデルのまねごとが出来る
- 25メートル以上泳げる
- 普段、口をぽか〜んと開けていない
- お気に入りのトランペッターがいる
どうでしょうか?いくつあてはましましたか?
まあ、当たり前の事柄が並んでいます。
逆に言うと、これらのことを出来ない数が多い人は音が上手く出にくい傾向にあるということです。
これらの動作の出来る人は。「こんな事が関係あるわけない」とバカにせずにもう少しおつき合い下さい。 次のコーナーでは、それぞれについて解説していきます。
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